今年に入り新型コロナウィルスの感染拡大を抑える目的で、外出制限などが拡大しました。仕事においてもリモートでの勤務が急激に増えたことを受け、「仕事でも出勤しないのに外出していていいのか?」という考えが多くなり外出しづらいというお声をよく耳にします。
Re,stArtを含めて結婚相談所では従来お見合いとは、当然喫茶店や飲食店で実際にお顔を合わせてお見合いするという事が必須でした。ご本人がお希望という事であれば、結婚相談所のスタッフも同行して簡単なご紹介を行い、お顔合わせをするというスタイルでした。
しかし、新型コロナウィルスの影響もあり、今のお見合いは1度目はオンラインで行うということが主流となっています。「オンラインになりお見合い件数が減っているのでは?」というお問い合わせを頂くのですが、お見合い件数に関しては減るどころか増えている状況です。
お見合い件数が増えている理由
新型コロナウィルスが猛威を振るう最中で、何故お見合い件数が増えているのでしょうか。お見合い件数が増えている理由についてご紹介します。
仕事の拘束時間が減り、婚活に割く時間が作れるようになった
新型コロナウィルスの拡大により、会員様の職場では営業時間の短縮やリモートでの就業を推進した結果、自由に動ける時間が増えたという方が多くなりました。今まではお仕事の拘束時間の長さや、やっとつくれた余暇時間をご家族や友人との時間にあてている方も多かったようです。
しかし、この機会にその時間を利用して婚活の時間に充てるという方が増えてきたということもあり、お見合い件数は今年に入り飛躍的に増えています。
将来不安から
この話はある会員様からの実体験です。新型コロナウィルスの感染拡大を受け、各企業はリモートワークであったり営業時間の短縮を推薦してきました。従業員は会社がいいと言ってくれるので最初は従っていたのですが、周囲のお店などを見ていると同様に臨時休業をしていました。
そのうち再開するような案内も出ていたので、国として取り組んでいて決まり事なのだからという認識で見ていたものの、1ヶ月2ヶ月と経過するうちに小さな店舗が倒産し、チェーン店も撤退を始めるという光景が目につくようになりました。
そうなると、自分の会社は倒産しないまでも、「この支店は大丈夫なのか」とか「私は雇っていてもらえるのか?」といった不安が蔓延し始めました。そのときに自身も独り身であることが急に不安になってきて、すぐに結婚とまではいかなくても、その候補となる方を探すことぐらいはしておかないとと考えるようになったそうです。
独り身は楽だけれど、両親が健在ではなくなった時のことを考えると、その際に自分は結婚相手が選べるほどの存在なのか急に不安になったとのことでした。今だけを考えれば何とかなると思っていても、少し先の自分には何ができるのか考えた結果焦りが出てきたとのこと。そうやって動かれている方が多く、本年に入り結婚相談所の相談件数は増えているのも事実です。
リモートで会える
女性会員様の多くは実はいきなり二人きりで会うことに対して不安を感じているとの意見が多くありました。お相手の身元がハッキリしているとは言っても、その方とお話が盛り上がらなかった時の対処法がわからないとの理由です。
実際に会っているのに話を途中で遮って変える訳にもいきませんし、そもそもお見合いの約束をしていて予定があると逃げる訳にもいきません。男性からすると逃げることがおかしいという意見もあるのですが、そもそも女性のそうした心変わりに配慮できないことも問題だったりします。
お見合いとは会うことを約束して時間を過ごしきることが目的ではありません。双方がお相手が自分のパートナーとして合うかどうかを確認しあう場です。中には条件だけを見て、恋愛を楽しもうともしない男性が多いとの意見もあります。
婚活とは確かに結婚が目的で恋愛はその為の手段かも知れませんが、そうしたトキメキを求めることを理解しようともしないのは褒められたものではありません。もちろん、そういったことを配慮して活動している男性会員様の方が多いのですが、そこを理解できない方が居るのも事実です。
そうなったときに女性からすると、ただ条件を確認する作業だけのように感じるので、不安になるのです。しかし、リモートのお見合いの場合、そういった方であっても近くにいないこともあって心の余裕が出来るとのご意見があります。
また、いい方であっても1回目はオンラインで会ってからだと実際に会う時の楽しみがあり、わくわく感も楽しめるとのご意見もありました。
Re,stArtの婚活は実際に会うお見合い、リモートのお見合いを選択することが可能です。婚活期間もお相手の同意があれば延長することが出来ます。